2015年7月25日土曜日

林道探索メモ3

林道探索メモ3

今回は林道は関係ありません。
19日に串本に行ってきました。
本州最南端の潮岬ですが、実は歴史が深く面白そうだという考えから
今回の串本ツーリングが実現しました。


朝9時ごろ、和歌山市内を出発し、ハイペースで向かいます。
日本一、有田みかん
先日の台風で、紀勢本線の一部が土砂崩れで塞がれるという、
なんとも痛い災害に見舞われるJR。

で、御坊市の中心街を過ぎたころ、相方のすがたんがSOS。


なにかなーと思うと オイルゲージにオイルがつかない・・・
急遽近くのホームセンターに進路変更。
ウルトラG2を買って、処置完了です。

目的地に向かいます。

少し走ったところで出発時から気にしていた、すがたんカブの振動がひどくなり、
なんだろう・・・といろいろ見ていると・・・・・・・

スイングアームのシャフトのネジがゆるゆるなことに気付く。
ガソリンスタンドに工具を借りるべく、道中を低速で向かうこととなる。
少し走ったところにガソリンスタンドがあり、事情を話し工具を借りることができた。

この地点で恵まれない1日だということがわかるが、まだ続く。

工具を借りたガソリンスタンドで私カブの空気圧をチェック。
若干低かったので空気を入れた。(すがたんが工具を借りてる間の話)

で準備ができたので出発。

数キロ行ったところで、「ん? なんかリアが流れるなぁ」と思ったので路肩に停車。
ここでパンクである。
夏場の空気の膨張で避けていたのである。(規定値より若干高めに入れていた。)

予備チューブ持ってきて居ないのでとりあえず、また次のガソリンスタンドまで20km/hほどの速度で向かう。 近くのホームセンターでチューブを購入。
ガソリンスタンドにて工具をお借りし、その場で交換することに。



なんかもう厄日にしか感じないツーリング。
これ以降、特に事件はありませんが、災難でしたね。

途中休憩のために寄り道。
中は、海鮮物がたくさん売られており、水槽では生きている魚介類を販売しています。
建物の右側は、テーブル休憩室となっており、基本ここでの料理を食べながら休憩する場所となっています。
ここの、イカの一夜干しはオススメです。
実は、小さい頃からこの場所にはよく訪れていて、その度に一夜干しを食べてます。
今回は、中で涼ませてもらうだけでしたが、機会があれば食べたいですね。

なんとか串本にたどり着きました。
潮岬の東大は目の前ですので、ちゃちゃっとゴールしちゃいましょう。

次回に続く・・・

2015年7月16日木曜日

林道探索メモ2

林道探索メモ2

・中津川村(中津河村)
今は廃村となった 野迫川「中津川村」 廃屋、学校が残っています。
これ何処にあるの?と思うくらいわかりにくい気がします。

これも前回の734号線上からアクセスすることが可能です。

中津川と紫園は関係が強く、五條鉱山関連に属する村だということになります。
当時、鉱山がまだ栄えていた頃結構な人口があったようですが、
閉山に向かうにつれて徐々に減少していく人口。
歴史としてはかなり昔からあるようで。
夜這いの習慣が廃村になるまであったような情報も見かけます。

実は、学校内に公文書書類が残っていたりします。
学校の運営に関する書類、教科書、地図 などなど。

道なりに進むとまず学校が見えてきます。
そこから先にまだ道は続きます。
進むと道沿いに廃屋があり、終点にはお寺が存在します。
お寺の手前にはお地蔵様ががあり、会釈しながら進みます。
お寺の裏側にはお墓があります。
手入れがされているようで、たまに元住民の方々?が来ているような感じがします。
お地蔵様の前掛けも、比較的最近の日付が記入されていました。

あまりこういう場所は探索する場所ではないので、失礼が無いようすぐに引き返します。
取りあえず学校まで引き返します。
荒れ放題といえばそうなのですが、比較的、状態よく残っています。
一応どれほどの物か確認するため、周囲を探索します。

オルガン、運動会用具、教科書、周辺地図、映写機などなどが残っていました。
奥には金庫?がありました。 開閉できるのかどうかはわかりませんが・・・
教室から職員室までの廊下はコンパネでふさがれており、職員室は裏口から覗く形となります。

これ以上探索するとなると荒らす形となりかねないので写真を撮って立ち去ります。


ここから紫園までは近く、
少し走ると 紫園 とだけ書かれた同じような看板があります。
紫園自体は表から見えるものはほとんどなく、
廃屋が一軒見えるだけです。
地図上では道があるように表示されていますが・・・ どうなんでしょう。
この廃屋の横になぜかジムニーがあり、人の気配は全くありませんがこれは何でしょう?
こちらは、廃屋とかではなく、人の出入りがあるような気がします。
囲っている部分が紫園の看板付近です。
裏手に道があるように表示されてるのがよくわかると思います。
自身で地図を参照して頂くとわかりやすいと思いますが、
734を少し行って180度のコーナーのところから伸びている道が一本あります。
この道とつながっているように表示されていますが、未確認です。
ただ記憶上、すぐ入っていけそうな道ではなかったと思います。
734号線も全く人の通りがないというわけでなく、
たまにすれ違うこともあります。 大体軽トラ等ですが
酷道として有名な425号に比べるとかなり走りやすい道ですので、一般車でも走行は
可能でしょう。 ただ前回にもお伝えした168と合流手前で未舗装道路になるので
途中で53号線に抜けたほうが安全に走行できるかと思います。

この記事で写真があるのは現状ここまでです。
次は、串本の世界大戦時代の観測基地跡を探索の予定です。

2015年7月13日月曜日

林道探索メモ1

林道探索メモ1

・県道734号沿
現在734号線は、168側から災害で崩落した道を修復中。
現在は通れるものの、一般車両で入っていく道でもないような気がします。
(途中仮に作成された未舗装になってます)

昔、この734の途中から立里村まで道を作成しているところがあり、
過去の災害により途中まで作成していた道が土砂崩れ等で崩壊。
開発が止まってしまっています。

久しぶりに訪れてみると、整備が再開されており、遠からず道の開通に向けて工事が再開されるのでは?と思います。
ちなみにこんな感じです。
赤色の線は、過去に開発済みの部分。(以下:赤道)
青色の線は、未開発の部分(道形状は予測)。(以下:青道)
崩壊部分は、赤道から青道につながる手前の大回りのカーブの部分です。
この部分は土砂崩れにより通れません。(徒歩なら可能)
もしくは二輪のオフロードなら可能かもしれません。

※ 余談 ※
 もともとこの道の近くには734から立里村までの人道があるようです。
 私たち、りんか部が確認したのは吊り橋だけでした。
 その先はこの現在開発中の道によって無くなっているというデータがありますが、
 探索は可能なようです。(吊り橋は老朽化でかなり危険なので注意)

青道は完全に未開通で、通行手段がありません。
青道につながる既存の道は開発はされたが、災害により道中が完全に破壊され、
二輪車でも通行を渋る気がします。
この道は立里荒神社からまっすぐ行き、立里村の手前で曲がるとこの道に入れます。
この開発のみの道の途中での一枚
ちらっと見えますが道が抜け落ちてるのが確認できると思います。
で手前は大きめの石がいっぱいのがけ崩れ。(写真でカブが止まっているところ。
この先も同じような状態が3,4回現れますので、正直かなり疲れます・・・

実は、この道に入るT字路の部分に、廃坑があります。
昔の五條鉱山の一つです。 コンクリートで完全にふさがれていますが、
壁をたたくと空洞がある響きがしますので、中はまだ空洞のようです。

こんな感じになっています。
中の鉱物の成分があふれているのか・・・はたまたガスが漏れているのか・・・
興味はありますが、これ以上調べようがないので退散。

五條鉱山の歴史はかなり興味深いものがあります。
立里の坑口、金谷淵の坑口 それに関連する廃村。
この近辺は山を探索すればこの鉱山に関する情報がたくさん手に入るのですが・・・
いかんせん歴史が古すぎて、何処にどういった物があるのか見当もつきません。
ネットに流れている、調査書類や公文書等を見て、推測を立てるのですが・・・
まだまだこのあたりの探索には時間がかかりそうです。(あと季節が悪い!)
情報を見つけてくることができればブログに書いていきたいと思います。

・七面山
他にもこの名前の山があるようですが、奈良県のお話です。
七面山は、何処を見渡しても同じ景色の山 というのが由来だそうですが。
いかんせん遭難が多い模様。
さてさて登山口までは舗装面を走行できます。
ですが・・・・・・・・
途中災害で崩壊した道を通らなければなりません。
ジムニーとかなら通行できそうですが・・・
簡易的なコンクリートの橋があるのです。
で、本来は下を流れている川が、災害によって埋まり 橋の上を流れている次第です。
水深は深いところで5㎝位だと思います。  流れはまあまあくらい・・・?
でその橋を渡った後からが本番です。
まず車はここで終点です。

そしてまずこの注意書きの看板を見ることになります。(怖いね~
要は、遭難者が多すぎて、捜索しきれないので、もし遭難しても捜索はしません。
ということです。
この先は自己責任ですので探索、登山する方は命の保証はありませんので覚悟を決めてどうぞ。
この先なのですが、実はまた崩壊しています。
今度は徒歩のみです。
二輪車も通行できなくはないかもしれませんが、がけ崩れで道が完全に逝ってます。
ですので崩れた斜面を突破する形になります。 (かなり急斜面+落ちると確実に・・・)
りんか部はここで引き返します。(命あっての探索ですからね!
ただこの先 まだまだ道は続いています。
興味はあるので行ってみたいのですが、この崩壊部分をどうするか・・・って感じでぐずってます。
あとここ修復する予定はありませんのでいつまでたっても崩壊したままです。

今回はこの辺で・・・
他にも探索はしてますが、また後ほど。

りんか部 紹介


「りんか部」
由来ってなに?と思うくらい謎。
林道カブ倶楽部 を省略したのがりんか部となってます。

名前の通り、カブで林道を走るあつまり です。
林道だけでなく、旧道、廃道など、歴史を探ったりしてます。

「紹介」
・すくえあ
リトルカブ(改)に乗ってます。
リトルカブ+プレスカブ+カブ90 を混合してたり。
私自身、旅が好きでカブで出掛けることが多いです。

・すがたん
カブカスタムに乗ってます。
50ccベースの車両に90のエンジンに乗せ換えております。
ですのでアンチリフト付きのカブ90という感じに。
昔から探索が大好きなかぶぬし。