2016年6月21日火曜日

最近のカブ事情2

前回の続き

油温センサーがどれほど重要な役割をしているのか、不明なまま作業しました。

まず構造として理解しておきましょう
・油温センサー
 センサーの金属部がオイルに接することで温度を測定する。
 測定方法は温度上昇に伴う、抵抗値の低下を利用するのです。

まあ他にも色々あるので、調べてみると結構出てきます。(詳しくはそちらを・・・

ならば、その回路に固定抵抗に置き換えてしまえば良いのでは?

との考え。

結果:成功

元々、油温センサーに油温計の配線を割り込ませて使用していました。
で、前回の話通り、カプラーを抜いて走ってみると
あれ??????

FI警告灯つかないけど? カプラー抜いてるのに?
と疑問に思っていましたが、割り込ませている油温計が原因でした。
どうやら、油温計がいい感じの抵抗になっているようで・・・

ここでその抵抗に気付くわけですが。

じゃあ実際に準備してみる。
・10kΩ 100個入り(150円
・半固定抵抗 100Ω・200Ω(各50円
・ユニバーサル基板(30円

半固定はなんとなくです


さてまず、センサーが冷えている時の抵抗値を測定します。
・・・・・・・・反応ないな?

面倒くさいので、じゃあ油温計の抵抗を・・・
100kΩ・・・・? いやなんか安定しないから無視で。

いざ、油温センサーの配線を切断。
プチッと切って、被覆はがして行きます。

取りあえず手始めに10kそのままで接続。
エンジンかからねぇw
キックでアクセルをいい感じに煽れば、まあかからなくもないがこれはしんどい。
並列で半分にして、いざチャレンジ
おっ?いい感じにエンジンがかかるな。アクセルのつきも良い。

これで取りあえずいいや。との感じで絶縁していきます。(ビニテ安定
このままでは油温管理が全くできないので、油温センサーと油温計を直結します。
(後々気付くのですが、割り込ませた配線だと無理があって、きちんとした数値が出てこないです)

こうすることでECUではどう判断されているのか、正確なところは不明です。
町中ではよろしくない仕様な?気もしますが、自己管理ができるのであれば問題無いでしょう。

FIだし・・・と言われますが、実際ECUによって本来のパワーを出せないように封じられている
だけな気がします。
各種センサーからの信号で、最適な状態を維持できる強みを持っていますが
その奥には、開放されていない部分があるということでしょう。

今回偶然にもオイルセンサーからの擬似信号を作成することでこんな結果を得ましたが
他にも制御部分を弄ることでパワーを引き出すことができるのかもしれません。

2016年6月19日日曜日

最近のカブ事情

最近の探索は車ばかりでして、今カブはどうなってるのか?

特に変わってないです。
あとモザイクの意味ないやん??

~~本編~~

最近コンピュータの燃調調整がおかしいな?
サブコンで調節してもいい感じのところがない。(サブコンで完璧はないです。

どうもこうもセンサー情報等をリセットしても改善する気配がない。
で、いつものバイク屋さん(モータヘッドサイクルショップさん)で、FIのチューンでぇ~
とお話していると、ひょこっと面白い情報を聞いた。
「 燃調や保護を行うためのセンサーカプラー抜くと、トルクフルになるらしいよ? 」
まじですか?

O2センサー:排ガスの空燃比を測定し、燃料噴射量を決める
油温センサー:エンジンの保護

と、簡単にしか解釈していなかった。
カプラーの操作でコンピュータのリセットなどを行えるのは知ってはいたけれど・・・
考えるよりも この2つのセンサーはかなり重要なのかもしれない。

正直前々からコンピュータの仕様書がかなり欲しいとは思っていた。
でもまあそんなもの転がってるわけないので・・・

で、そんな話を聞いてたので、さり気なく油温カプラーを抜いて、エンジン始動。
結果・・・かかりが悪い

が、アクセルを煽って始動。
?????????普通にかかるな・・・しかもアイドリング安定してるな・・・?
試走してみるかと思い走ってみると・・・

全回転域でトルクフルだけどどういうことなのこれ

ただアクセルを煽った後に出る現象で「アイドリングが規定回転数まで落ちない」という症状がでます。
ニュートラルの状態で回転数を下げることをすると発生します。
大体2500~3000rpmでアイドリングする感じです。
改善として策として、1速のまま止まる必要があります。(武川の強化クラッチは2000からミートしていくので・・・)
そうすると規定の1700(1800)rpmまで落とすことができ、そのままアイドリングします。
(回転が上昇していくことはなかったです。)
まあ感覚で制御できるのでいいとしよう。

ただここまで来ると 油温センサーが関与している電子制御はどこまであるのか?が不明。
という危険性が生まれました。(今後様子を見ていきます。

ただこのままですと、油温管理ができないので最低限ここは改良しないといけません。
元々カプラーに割り込ませていただけなので、外しちゃうと油温計が使えなくなるのです・・・

まだ作業はしていないのでそのままです。(気が向けば後日)

実際ノーマル車両でこれを行うとどうなるのか・・・(まあ警告灯付きますけど
あと油温のフィードバックがないと 内部ではどう動いているのか?
色々気になります・・・

[データ]
88cc
ビックスロットル(エアクリ:CP付属のもの)
二次減速15-36 2.4
武川強化クラッチ

目視速度
1st:32km/h
2nd:65km/h?
3rd:?
4th:?
?:メモリ外なので不明
0-60:不測定

2016年6月4日土曜日

小匠ダム

小匠ダム (小匠防災ダム)
ダム内部の貯水はなく、あくまで中流下流の保護といった感じで建てられたのか?
というほど活用されていないダム。

形状的には重力ダムになるのかな?
通常、ダムの上を走ると思うがここは、堰堤の下を走る事になります


堰堤にトンネル?を開けているのです。
(もはやダムの意味が無いように感じる)

一応反対側には水門が付いていますが、活用されることはまあまず無いでしょう。
大雨などで上流が荒れないかぎりは・・・

堰堤に登るためのはしごがあります。
状態は。。。。決して良くないですorz
画像でわかるように、上部では若干沿っているので状態の悪いはしごで登り切る勇気はありませんでした。

ではトンネルの向こうへ。

と、まず道の形状をみてみます。
下の青丸が、堰堤のところです。
次に出てくる青丸は、手掘りのトンネルになっています。(短い)
で、紫線のところが、水没している箇所。
最後の赤丸は、崩落部分になります。
(黒線は、新しい整備された道です。ダムの堰堤上部(制御塔)へのアクセスする綺麗な道です
一応、堰堤を乗り越えてダム内部へアクセするルートでも有ります。)


堰堤のトンネルを超えて、しばらく走った光景です。
まだ道の状態は良好で、軽自動車なら難なく走ることができます。
路肩の状態は終始良くない為、脱輪の恐れは有りますが・・・

トンネルの写真はないです・・・
(あとココの冠水部に来るまでには、かなり危ない路面を通ります。
路肩ぬかるみ、道幅ラパンでギリギリといった感じです。 滑ると数メーター下に落下します)
さて、冠水している道に来ました。
序盤はただ水が薄く張っているだけのような感じですが、後半水深が一気に深くなります。
この先は、自動車通行不可な籠絡箇所があるので引き返す際の写真です。
深さ的には、足のスネまで来るレベルでしょうか?
エンジンから湯気が上がるくらいなので、オイルパンが若干浸かっているものと思われます。
まあ通行不可ではないです。
元々、この道のほうが位置的に高かったはずなのでしょうが、山岳部ですから
自然災害で徐々に差が詰まってきたのでしょう。
如何せんなぜココに道があるか ですが、机上勉強はまた今度にします。

進行方向 要は赤丸付近まできました。
ここで引き返すことになります。
写真のようにコンクリートが浮いている状態。
ちょうど車を止めてある部分で道が2/3くらいになります。
と言うかもうラパン車格でタイヤが亀裂の上を走るような感じでした。
さてこのままでは長距離バックで戻るはめになります。
流石にそれはしんどいのでここで転回します
この左側が若干?開けた場所になります。
と言っても気持ち程度ですが、十分転回できる幅がある(自己判断)のでやります。
多分5回位切り返ししましたか?ギリギリまでせめての繰り返し。(相方ありがとう)
写真で見るとこんな感じ。
コンクリートが”運良く”割れるとこのまま川に落下します。

あとは引き返すだけ。 途中で砂利道に入って遊んだりしてましたが・・・
交通量は皆無です。堰堤上部へ行くための道工事をしている事務所が有りますが、
平日の工事している時にしか人は居ないでしょう。
地形図で見るとこんな感じです。
一応反対側まで道が伸びているので、通れることができれば乾燥することができます。
所々、山道があるみたいですが、破線は歩いていけるレベルの道を表しているので
車では無縁です。
小匠ダムの堰堤から少し進んだところに、橋有るんじゃないの?と思わせるような
川を横断している部分がありますが、徒歩でしかいけません。
簡易的に丸太をくっつけた橋があるだけです。
そう遠くない内に整備はされるのでしょう。
新道ができるともしかするとトンネルは封鎖されるのかもしれません。
また機会があれば再訪したいです